NEW YOKA 2007
Rockin' Broadway
和央ようかさんLIVE
2007年8月17日-19日 東京国際フォーラム ホールA

演出: 市川訓由
構成: 和央ようか
振付: 前田敦(HIP Dance Studio)
    KAZUMI-BOY
CAST
和央ようか
花總まり

Dancers
青山航士 / 晃映ヒロ
江田あつし / 下道純一
飯野めぐみ / 池田美千瑠
一倉千夏 / ヴァネッサ・ルート
小石川園美 / 平田紗知子
星野千雅 / 柳田ようこ
Chorus
鈴木智香 / 中山眞美
小田原友洋

BAND
Guitar: 稲葉智(バンドマスター) Drums: 大久保敦夫
Bass: 黒田元浩  Keyboards: 八代恒彦
Manipulator: 池亀洋平

***DVD / NEW YOKA Rockin' Broadway
品番: KT-818A 定価: 8400円(税込)
本編: 104分 / 特典映像(メイキング集・トーク集): 39分
「宝塚an」の店舗、サイトなどで販売中

MEMO

 曲目は以下の通りですが、完璧には程遠いリストで失礼します。ご存知の方、おられましたら是非お教えください。
♪バラ色の日々
 BackstreetBoysの"Larger Than Life"(96)。09年のBW版"CHICAGO"で来日したケヴィン・リチャードソンがメンバーでした。青山さんたちのダンス、当時のPVに負けていません。
♪SEASONS OF LOVE
 プッチーニのオペラ『ラ・ポエーム』を1989-90年のニューヨーク、イーストビレッジに置き換えた『RENT』。脚本・作詞・作曲のジョナサン・ラーソンはプレビュー前夜に35才の若さで急死してしまいましたが、ブロードウェイ歴代7位のロングランを記録、作品への喝采は彼岸まで届いていることでしょう。
♪僕の嘆きを聴いてくれ
 ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』をベースに作られたA.コピット(脚本)&M.イェストン(作詞作曲)のミュージカル『ファントム』を宝塚が上演した際に書き下ろされた曲。イェストンは『グランドホテル』の作曲家でもあります。終盤で青山さん達のダンスシーンがあって素敵。
♪Conga
 Gloria Estefan & Miami Sound Machineの80年代のヒット曲。ラテンメドレーのトップを飾りました。
♪She Bangs
 海賊風衣裳の和央ようかさん、青山航士さん、下道純一さんのトリオでリッキー・マーティンのヒット曲を。インパクトの強いスリリングなダンスで青山さんが魅せてくれます。
♪Livin' La Vida Loca
 これもリッキー・マーティンのヒット曲から。95年5月、全米チャート1位に輝いた時はラテン・ミュージック初の快挙と話題になったそうです。
♪VIVA
 『ルドルフ』作曲のフランク・ワイルドホーンがなんとこのコンサートのために書き下ろした曲。スペイン風のフレーズが印象的です。和央さん自身の作詞でファンの方との関係を歌ったもの、ということですが、ファンなら涙なしには聞けないような愛情あふれる歌詞でしたね。
♪MINA'S CRY(Instrumental)
 ミュージカル『ドラキュラ』から。青山さんたちが仮面をつけてパントマイムで大きな扉を順に開くと和央さんと花總さんが白いドラマチックな衣装で現れ、次の曲に・・・という演出。
♪My Only Prayer
 和央さんと花總さんのデュエット。フランク・ワイルドホーン書き下ろしのもう一曲がこれですね。つくづく贅沢なコンサートでした~。
♪AND ALL THAT JAZZ
 ボブ・フォッシーの代表作『シカゴ』から。75年初演・フォッシーの死後96年にリバイバル上演され、以後ロングラン記録更新中、09年11月現在、歴代6位が目前とか。イントロ部分で青山さんは二つの輪を使ってジャグリングも見せてくれます。氷の上を滑るようなステップも素敵。
♪Dancing Queen
 ABBAのヒット曲、というよりここではミュージカル"Mamma Mia"のナンバーとしてのセレクトですね。ジュークボックスミュージカル代表、というところでしょうか。
♪CAN'T TAKE MY EYES OFF OF YOU
 1967年にフォー・シーズンズ(Four Seasons)のフランキー・ヴァリ(Frankie Valli)がシングルヒットさせた曲・・・なんですが、カバー曲がものすごく多くて、何かミュージカル作品でも使われてるんでしょうか? どなたかご存知の方教えてください♪
♪Never Say Goodbye
 和央さんといえば、のナンバーだそうですね。作曲のF・ワイルドホーン氏のファン掲示板では『Never Say Goodbye』が「幻の作品」として話題になっていました。
♪One Heart
 これも『Never Say Goodbye』から。F・ワイルドホーン・ファンにとっては「なんで日本だけで・・・」という感じらしいです。アメリカのファンも羨むコンサートなんですね。
♪WING!!
♪VIVA(アンコール)





 宝塚の元男役スター、和央ようかさんがブロードウェイのヒット作品のナンバーを歌いあげるソロコンサート。ロックあり、ラテンあり、ミュージカルナンバーあり、元娘役スターの花總まりさんとのゴールデンコンビ復活もありで大変な盛り上がりでした。5102名収容の国内最大級のホール、東京国際フォーラム・ホールAで5回、という規模は記録ものですね。
 大舞台にふさわしい、ダイナミックな演出を担当されたのは市川訓由さん。B'z, EXILEなどを手掛けている方で、05年にはワールド・ステージ・デザインという国際コンクールのコンサート部門で日本人としては唯一最終選考に残っています。このRockin' Broadwayでも、映像・照明・特殊効果を駆使した斬新な演出が素敵でした。
 青山航士さんはダンサーとして出演されましたが、ファンにとっては出演してほしい作品のナンバーもあり、ついプレビューのような気持で見てしまいます。
 なかでもボブ・フォッシー作品 "Chicago"からの一曲、 'And All That Jazz'は、現在ブロードウェイなどで上演されているシンプル&スタイリッシュな演出ではなく、物語設定の20年代アメリカのクラブのショーを再現するように青山さんたちのジャグリング&ダンスで始まり、そのままお芝居につながっていきそうな雰囲気で楽しいです。帽子をかぶりネクタイをしめ、テール付きのベストにサスペンダー、というモノトーンでまとめた衣装もよく似合って素敵でした。
 そしてDVDで何回見たかわからないのがラテン・ミュージックコーナーの "She Bangs "。1コーラス目が和央さんと青山さん、下道純一さんのトリオなんですが、線の太いパワフルな振付に青山さんの鋼のような身体が映えて素晴らしいです。メイキング映像を見ると、この曲はジャニーズの舞台を盛り上げておられる前田敦さんの振付のようですが、ミュージカルの舞台とは少し違う、青山さんのエネルギッシュなダンスが堪能できます。夏のラテンメドレーですから、これぐらい熱くないと♪
 続く"Livin' La Vida Loca" は 日本では郷ひろみさんが"Goldfinger '99"のタイトルでカバーし、「A-CHI-CHI、A-CHI, 燃えてるんだろうか~」と歌いヒットしましたが、あの振付は香瑠鼓さんだったのでしょうか。01年度の『うたっておどろんぱ!』で青山さんがコントのなかでちらっとだけ振りをするシーンがありましたね。
 本編104分ですが、ファン想いで有名な和央さんのDVDらしく、カーテンコールもしっかり収録されているうえ、リハーサル風景、緊張感ある舞台裏、全公演から抜粋されたトーク集などが、たっぷり39分も特典映像として収録されています。青山さんがリハーサルで踊っている映像は、本編とはアングルが違っていて嬉しいです。またカーテンコールのトークでは、和央さんと青山さんとのコミカルな絡みもありますよ。まだご覧でない方はぜひ~♪